三浦市の、三崎口と三浦海岸駅を結ぶ線路の南側と北側にある「京急ニュー
タウン」・・・。
ここは、30年以上前に、京急電鉄によって、造成、分譲された「まち」です。
「ニュータウン」は、上宮田の「上宮田7区」と下宮田の「沓形」に分けられます。
今、「沓形」の北東のはずれに、開発計画が持ち上がっています。
今ある擁壁を壊して、急な斜面に宅地を造成すると言うもの。
ニュータウンが作られた当時は、「緑地」とされていた部分です。住民には何
も知らされないまま、緑地を守る「緑の協定」は、とうに10年で期限切れになっ
ていました。
昨年2014年3月に、京急は既に造成してあった、端の3宅地と一緒に斜面
を、多分「とても安価に」業者に売りました。 それから、いつのまにか、斜面だ
けが二転三転・・・転売され・・・・持ち上がったのが、今回の開発計画です。
まちづくりの「大規模開発」引っかからないよう、3,000㎡をわずかに下回る開
発地域に13戸分の宅地造成。
いま、住民説明に来ている業者は、開発許可を取るのが仕事のよう。
開発許可付きで、また土地を売る契約をしているとのことです。
今、三浦市にも、神奈川県横須賀土木事務所にも、「事前相談」中。
近隣住民と、地元区が出席した「住民説明会」が、10月16日と31日にあり
ました。住民の心配は「なぜ、この急斜面に!」「安全に懸念が・・・」「いったい
ぜんたい、採算があうの?」・・・・と。